中国税関総署が公表した7月のデータによると、対日レアアース磁石の輸出量は111トンとなり、前年同月比で約52%減の大幅な落ち込みとなった。前月比は約14%減で、5カ月連続で200トンを下回る水準だ。
7月の対日レアアース磁石の日本向け輸出量は111トンで、前年同月比約52%減、前月比では約14%減となった。5カ月連続で200トンを下回る水準が続いている。
レアアース磁石は代表的なレアアース製品の一つであり、昨年の台湾有事をめぐる国会答弁を機に日本企業による輸出許可取得が困難になっているとされる。
7月の世界全体の輸出量は5375トンで、前月比約5%減、前年同月比約4%減。米国向けは647トンで前月比約33%増、前年同月比約5%増となっており、対日輸出が相対的に低水準であることが分かる。
中国日本商会による7月31日発表の企業アンケートでは、税関審査の長期化により納期遅れや船積み遅延が発生しているとして改善を求める声があった。日本企業に関し、レアアースを含む幅広い貨物で税関手続きが長期化しているとの指摘もある。