米国と日本の大手企業のCEO昇任を比較する内容で、内部昇格の割合や入社年数、業種別の違いが整理されている。
米国と日本のCEO昇任をめぐるデータを基に、昇格の経路を新卒入社のまま昇格した例と他社から転職して昇格した例、外部から直接招かれた例などに分けて整理している。
米国では新卒で昇格した割合が32人中30%であり、他社から転職して社内昇格した人が約28%を占める。日本では新卒入社後の昇格が75%と高く、他社からの直接起用は少ない。
入社からCEO就任までの年数は、日本が平均30.5年、米国が18.9年で、日本の方が大幅に長い。米国では会社の年齢と人の年数の関係性が国ごとに異なる点も指摘されている。
業種別では米国のテック系で新卒からの昇格が10%と低く、日本の産業は89%と高く、この差が国の差を超える場合がある。
設立経緯や民営化、買収提案、系列内異動といった要因も、日本と米国の昇格経路の違いに影響している。