本日の英 CPI は市場予想を下回ったが、英中銀の利上げを促すには不十分との見方が広がり、ポンドは当面限定的な動きにとどまった。
きょうの為替市場ではドル安が進む中、ポンドドルは1.36ドル台へ上昇。日中に7月高値を突破し、5月の年初来高値付近を上値の目安として意識された。
一方、ポンド円はドル円の下げと連動して一時214円台へ下落したが、再び215円台半ばまで買い戻された。100日移動平均線がサポートとなり、介入後のリバウンド相場が維持されている状況。
本日公表の7月英 CPI は市場予想を下回ったものの、前月比の伸びは拡大。アナリストらは英インフレは上昇したものの、英中銀の利上げを促すには不十分との見方を示し、当面のポンドの影響は限定的と見ている。
英中銀が利上げを見送る可能性が高いとの認識がポンドの重荷になるのは年末近くになるとの見方がある。ボラティリティが低い環境下ではキャリー取引で高金利のポンドが相対的に支援材料になるとの指摘もある。