JR西日本は中国エリアの近郊形電車のブランディングと広島駅新駅ビル中央アトリウム空間のデザインが、2026年度グッドデザイン賞を受賞したと発表した。
中国エリアの近郊形電車のブランディングは、広島・岡山・山口エリアの113系・115系などを227系へ更新する際、社員・デザイナー・地域と共創して展開したプロジェクトとして評価された。広島ではRed Wing、岡山ではUrara、山口ではKizashiと地域性を反映させ、それぞれ塗り分けを統一して3シリーズの独自性とファミリー感を両立させた。
広島駅新駅ビル中央アトリウム空間は、JR西日本・広島市・広島電鉄の三者共創により整備され、路面電車が駅ビルの2階へ直接乗り入れる構造や大きく開かれた2階アトリウム空間が特徴と評価された。来訪者が「広島」を体感できる空間づくりや、関係者の協働を通じた一体的な動線の実現が高く評価された。
これらの取り組みは、広範囲に走る鉄道を通じ地域への愛着と誇りを生み出すこと、地域利用者を巻き込む公募・ワークショップを通じて共通資産へと育てる点、運行を担う社員まで対象とするブランド運用の継続性が優れているとされた。