日経平均高配当株50指数は配当利回りを重視する銘柄群だが、株価上昇で構成銘柄が除外される皮肉な仕組みがある。6月の定期入れ替えで超優良企業が除外された事例も挙げられている。
日経平均高配当株50指数は配当込みの平均上昇率が長期的に日経平均を上回るとされ、算出は日本経済新聞社が行い、構成は原則50銘柄、配当利回りを重視したウェイト方式をとっている。開発開始は2017年1月、基準日は2001年12月で基準値は10000。定期的な入替は年1回、6月末に行われる。
ただしこの指数は「成長をあきらめた」企業の集まりとも指摘され、株価が上がりすぎると配当利回りが低下することから、優良銘柄ほど除外されるというルールがある。実際、2025年6月の定期入れ替えで三菱UFJフィナンシャル・グループや東京海上ホールディングスが除外された。
指数の構成銘柄にはINPEX、アステラス製薬、日本たばこ産業、三井住友フィナンシャルグループ、武田薬品工業などが挙げられ、2026年8月時点で47銘柄程度の状態となっている。