東大の研究グループが、謙虚なリーダーシップと従業員のプレゼンティーズムとの関係を日本企業で462人を対象に調査したと報告した。謙虚さが心理的安全性を高め、出勤していても本領を発揮しやすい職場環境の形成につながる可能性を示唆した。
東京大学先端科学技術研究センターの松尾朗子特任助教らの研究グループが、学術誌 WORK: A Journal of Prevention, Assessment & Rehabilitation に2024年に発表した論文「The mediating role of psychological safety on humble leadership and presenteeism in Japanese organizations」を紹介する趣旨の報告である。リーダーの謙虚な姿勢が従業員のパフォーマンスに影響を与える可能性を、職場の心理的安全性を介して検証した内容だ。
調査は複数企業を対象に実施され、462人を対象とした。平均年齢は35.67歳で、出勤しているにもかかわらず健康上の問題のため十分なパフォーマンスを発揮できない状況=プレゼンティーズムに焦点を当てて分析した。