本日のNY市場のドル円は158円を挟んで神経質な展開が見込まれ、明日の米雇用統計発表を前に積極的な売買は手控えられやすい。中東情勢や米長期金利の動向も材料として注目される。
本日のNY市場のドル円は158円を挟み神経質な展開が予想され、雇用統計を控えて積極的な売買は控えられやすい。米中間選挙後の政治状況や和平協議の行方、米中関係の不透明感が相場の重しとなっている。
米中間選挙では民主党が上下両院で多数派を獲得したことを受け、財政政策の先行きに不透明感が生じる一方、米債利回りは低下。これがドルの上値を抑える要因の一つとなっている。
金融政策面ではFRBの今後の政策運営を巡る見方に変化が生じ、12月FOMCでの25bp利上げ確率が約8割程度まで高まっているとの観測が市場内で広がっている。明日発表の米10月雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比6万人増、失業率4.2%と予想されている。
日本側では日銀の追加利上げ観測が円の下支え要因となる可能性がある一方、政府・財務省は必要に応じて追加対応を辞さない姿勢を維持している。中東情勢の緊張緩和期待と原油動向もドルの動きを左右する材料として挙げられる。