東証プライム上場の保険代理店アドバンスクリエイトの不正会計問題で、広告代金を本来の売上計上時期より前倒し計上する不正が2018年ごろから行われていたと第三者委が公表した。広告主の保険会社が隠蔽に加担していた実態も併せて指摘され、創業者の強い圧力が背景にあったという。
東証プライム市場に上場する保険代理店アドバンスクリエイトと、子会社が運営する保険市場の広告売上をめぐり不正会計の疑義が生じ、第三者委員会を設置して調査を進めた。報告書では、当局者が不正会計を隠蔽するための偽装を行っていたことが詳述された。
その不正会計の核心は、広告代金を広告掲載が完了する前に一括で売上計上する手法であり、本来は月次で按分して計上するべきだと認識されていたとされる。
背景には創業者で社長の濱田佳治氏による強い業績圧力があり、「ボコボコにしてしまうわ」「俺が殺してしまうかも知れない」といった発言があったとされる。第三者委は8月4日に調査報告書を公表した。
関係者と広告主である保険会社の間にも、隠蔽の手助けがあったと報告書には記されている。今後、関連事案の继续報告が注目される可能性がある。