アクモスは公共機関向けのSI・ソフト開発、消防防災、GISなどを手掛ける独立系SIerで、2026年にシステムズサービスを子会社化し金融業界の顧客基盤を拡充した。
アクモスグループは親会社と連結子会社5社で構成され、官公庁や自治体、製造業、金融機関、医療機関などを顧客に、企画・開発からインフラ構築、運用・保守までをワンストップで提供している。2026年1月にシステムズサービスを子会社化し、同年10月に吸収合併したことで金融業界向けの顧客基盤が拡充されている。
事業セグメントはITソリューション事業、ITインフラ事業、ITサービス事業の3つで、2026年6月期の売上比率はITソリューションが約63.9%、ITインフラが約17.8%、ITサービスが約18.4%で、ITソリューションが中核事業と位置づけられている。
主要顧客には茨城県庁や県内市町村、商工会議所、JAXA、産業技術総合研究所などの公共機関が含まれ、日立建機、日立製作所、富士通、NTT東日本、KDDI、NECなどの大手民間企業や医療機関も取引している。長期取引先が多く、顧客基盤は安定しているとされる。
ITソリューション事業は全体の約6割を占め、SI・ソフトウェア開発が約74%、消防防災ソリューションとGISソリューションが約26%を分担する。消防防災ソリューションはSYMPROBUS Fシリーズを中心に自治体消防本部向けに提供され、導入後の更新は長期化する傾向がある。GISは森林ICTプラットフォームを含むエンジン開発と地図情報利活用を手掛ける。