新潟県を地盤とするアクシアルリテイリング傘下の原信・ナルス・フレッセイは、2026年3月期の営業利益率4.1%を達成した。その背景には、46年間にわたる地道な改善活動と現場の技能共有を核とする取り組みがある。
2026年3月期の売上高は2955億円、営業利益は121億8500万円、営業利益率は4.1%に達した。主要食品スーパーの中では高い水準であり、業界最大手クラスのU.S.M.Hの同時期利益率0.5%、ライフコーポレーション3.0%、ベルク4.3%と比較して高水準にある。
原信が「QCサークル」活動を1980年に開始して以降、46年間にわたり改善を積み重ねてきたことが、収益力を支える土台になっているとみられる。材料費や人件費、物流費の上昇が続く中でも、売上高の拡大とともに営業利益を着実に伸ばしてきた。
同社グループの売上高は2024年3月期117億7900万円、2025年3月期120億6000万円、2026年3月期121億8500万円と、時系列で微増を続けている。商品力や店舗づくり、デジタルトランスフォーメーション(DX)といった要素に加え、現場の改善を組織全体で共有する仕組みが収益力の向上に寄与していると伝えられている。