植田和男日銀総裁が衆院予算委で、基調的な物価上昇率は2%にかなり近づいていると再確認した。基調物価を2%程度の水準で安定させることが金融政策の重要な局面だとの見解を示した。
植田総裁は、賃金と物価が緩やかに上昇するメカニズムが定着してきている下で、基調物価は2%にかなり近づいているとの認識を示した。今後の政策運営の安定を重視する考えを表明した。
日銀は9月の金融政策決定会合で政策金利を1.25%に引き上げており、総裁は会見で政策の局面が変化したと述べ、さらなる利上げに前向きな姿勢を示した。今回の国会答弁は今後の運用の指針を再確認した形となった。
市場の見通しとして、金利スワップ市場では12月までの追加利上げの織り込みが約87%程度とみられている。国債市場については長期金利は市場で形成されることが基本との考えを示し、今後も国債市場の動向を見ていく意向を示した。
この発言の詳細は追加更新としてBloombergの原文に基づく情報を参照する形となっている。