Salesforceが軍事物流AI新興企業 Rune Technologiesを3.75億ドルで買収。TyrOSを前線向けに統合し、Missionforceを軸にペンタゴンから塹壕までの補給網を強化する方針が伝えられている。
SalesforceはRune Technologiesの買収を正式合意したと伝えられ、買収額は3.75億ドルとされるが公式発表では明らかにされていない。防衛テックメディアの報道を根拠に総額が3.75億ドルに達するとされ、Runeの資金調達総額は約3000万ドル、買収前の評価額は約1.34億ドルだったとされる。
Rune Technologiesの中核製品 TyrOSは戦術エッジ環境でのAI予測補給と輸送ルート最適化を行い、通信遮断時にもローカル端末上で動作してデータを自動同期するオフライン運用機能を特徴とする。これにより前線部隊と後方基地の情報連携を改善する狙いがある。
2026年夏には米陸軍から約9,900万ドルのソフトウェア契約を獲得しており、Runeの技術は実戦認証済みとされる。買収はSalesforceの防衛部門「Missionforce」を核に、ペンタゴンの管理システムと前線部隊を結ぶエンドツーエンドの軍事物流プラットフォーム構築を加速すると見られる。
取引は2027会計年度第4四半期に完了する見通しとされ、Runeの技術を用いた補給網の統合によって「ペンタゴンから最前線まで」の接続が進むと報じられている。