伊藤ハム米久ホールディングスは、マーケティング担当の常務執行役員である中嶋祐子氏が9月30日付で辞任すると発表した。10月1日付の執行役員一覧からも「マーケティング担当」の記載がなくなる。
伊藤ハム米久ホールディングスは、販売数量の低迷を背景に販促を強化してきた中嶋祐子常務執行役員が、本人の申し出により辞任することを公表した。辞任日は9月30日付で、同日付の公表後には同氏の後任体制についての明確な記載は見られない。
中嶋氏は日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)の元CMOとして知られ、「今日ケンタッキーにしない?」などのキャンペーンで日常使いを促す施策を推進し、同社の業績回復に寄与したとされる。伊藤ハム米久HDはこうした経験を活かし、加工食品事業の立て直しを目的として起用して販促の強化を図ってきた。
辞任の背景として会社は「本人の申し出を受けたもの」と説明しており、販促強化の結果が販促施策の効果として期待されていたにもかかわらず、販売数量の減少を止められなかったことが辞任の要因と報じられている。今後の組織体制や販促戦略の見直しが注目される。