川崎重工業は香川県坂出市の坂出工場に約450億円を投じ、LPGやアンモニア・液化水素などの次世代エネルギー船の建造関連設備を整備する。投資は2026年度から2034年度にかけて実施され、最大約156億円の政府支援を受ける見込みだ。
川崎重工業は香川県坂出市の坂出工場を増強すると発表し、主力拠点の造船設備に約450億円を投資する。投資対象にはLPGやアンモニア・液化水素など次世代エネルギー船の建造に関わる設備の導入が含まれる。
政府から船舶部品に関わる供給確保計画の認定を同日受け、最大約156億円の支援を受ける見込みとなる。老朽化した大型クレーンの更新や自動化関連の設備も含まれ、投資は2026年度から2034年度にかけて実行される。
川崎重工は米NVIDIAと組み同工場をAIを活用した次世代造船所へ転換することを目指しているが、今回の投資內容にはこのAI活用の取り組みは含まれないとしている。また他社との協業で LNG運搬船の建造設備を同工場で検討する計画も本件には含まれないという。
政府は2035年に国内の船舶建造量を2024年比で倍増させる目標を掲げ、造船業再生基金を2025年度に設置、10年間で3500億円規模の支援を計画している。