奥村組と帝人が共同開発した木質ハイブリッド遮音パネルは、炭素繊維と木材の組み合わせで床の衝撃音伝播を大幅に抑え、遮音性能を4ランク向上させると発表した。
木材利用が進む建築分野で、床衝撃音の伝わりやすさが課題となっている中、奥村組と帝人が新たな遮音パネルを共同開発した。従来の方法とは異なり、質量ではなく高剛性化を図る設計方針を採用している。
開発のポイントは炭素繊維と木材を組み合わせ、合板の剛性を超える高剛性化を実現した点にある。これにより、衝撃を分散させることで遮音性能を高める。
実大試験の結果、63Hz帯域の遮音性能が22dB向上し、一般的な二重床を上回る数値を示したことが報告された。これにより木造建築の床衝撃音対策としての効果が期待される。