東京海上ホールディングスがオーストラリアの保険大手買収をめざして調査を本格化。幹部を派遣しIAGとサンコープの関係者と面会したと伝えられ、買収候補の検討が進んでいる可能性が高まっている。
東京海上ホールディングスがオーストラリアの保険大手買収に向けた調査を本格化しているとされる。過去3週間に幹部らをオーストラリアへ派遣し、買収候補と目されるインシュアランス・オーストラリア・グループ(IAG)とサンコープ・グループの関係者や業界専門家と面会したと報じられている。
7月には200億豪ドル超を投じてIAGかサンコープを買収する可能性が浮上していたとされ、新たな関係者との面会が明らかになったことで買収に向けた検討が一段と進んでいる可能性が指摘されている。
買収候補としてQBEインシュアランス・グループやホラードも挙がっているものの、市場では東京海上がIAGかサンコープに最も関心を寄せているとの見方が多い。東京海上は一般的に企業向け保険を中心とする専門保険会社を買収対象とする傾向があるとの分析もある。
東京海上は余剰資本の活用先として海外での大型買収を検討しているとされ、5月にはオーストラリアやカナダでの大規模買収を通じた事業拡大意向を市場に示していた背景がある。