RISCON TOKYO 2026でアルインコら4社が260MHz帯デジタル無線とIP回線を組み合わせたフルハイブリッド同報システムを共同展示した。自営系回線と公衆回線を併用し、災害時の情報伝達を継続する構成が提案された。
RISCON TOKYO 2026の会場では、アルインコ、and株式会社、リズム、昭和通信工業の4社が260MHz帯デジタル無線とIP回線を組み合わせたシステムを展示した。屋外拡声設備や戸別受信機、操作卓などを組み合わせた構成が紹介された。
提案されたフルハイブリッド防災行政無線は、従来の屋外スピーカーだけに頼らず、IP回線と自営系無線を併用することで通信経路を複数確保し、災害時の情報伝達の継続を狙う点が特徴とされる。
戸別受信機を活用する例も示され、屋外放送の聞こえにくい状況でも情報伝達を補完する意図が説明された。また、避難所の開設支援として遠隔での鍵開錠機構の活用案も紹介された。
防災情報の伝達を単なる放送設備に留めず、戸別受信・IP通信・避難所運営まで含めた情報基盤として冗長化を図る方針が示された。