トリプラは2026年10月期通期の連結業績予想を上方修正。営業利益は前期比98%増の10億円、純利益は53%増の7億6600万円を見込み、6月に続く上方修正となる。宿泊需要の堅調が背景。
宿泊施設向け予約管理システムを手掛けるトリプラは、2026年10月期通期の連結予想を上方修正し、営業収益を従来の35.01億円から36.08億円へ、営業利益を従来の8億円から10億円へ引き上げた。純利益も従来の6.02億円から7.66億円へ増額し、いずれも過去最高益を見込む。
上方修正の背景には国内宿泊需要の想定以上の伸びがある。5月末から7月にかけてのゴールデンウィークと夏季休暇期間の予約が堅調で、予約エンジンの取扱高やGMVが計画を上回る水準で拡大した。サーバー費用などの費用効率改善も寄与した。
事前決済比率の向上に伴う預り金残高の増加も利益押し上げ要因となる。下半期の営業収益計画は据え置いていたが、実際の需要が堅調だったことで引き上げとなった。株式市場では発表後に買いが優勢となり、年初来高値を更新した。
主力は日本国内の宿泊需要で、予約管理システムと宿泊予約エンジンを提供している点は変わらず、インバウンド回復と国内旅行の底堅さを背景に事業規模を拡大している。今回の上方修正は旅行需要が依然堅調であることを示す。