決算説明会資料によると、東洋ドライルーブは自動車・光学・電子部品の全分野で増収となり、光学機器は前年同様18.6%増、2026年6月期の売上高は54億1,200万円に達した。
東洋ドライルーブは2026年6月期決算説明会において、売上高が54億1,200万円となり、前年同期比で2億1,800万円増加したと報告した。全分野で増収となり、特に光学機器の増収率は18.6%に達した。従業員数は国内外の子会社を含め532名へ増加している点も説明された。
連結業績サマリーによれば、営業利益は6億7,500万円で前年同期比13.4%減、経常利益は9億1,600万円で6.2%減、親会社株主に帰属する当期純利益は6億300万円で約14.1%減少した。売上高の増加を製造原価の増加が上回ったものの、原価上昇の影響を一定程度吸収したとされる。
自動車関連・光学機器・電子部品の採用状況では、売上構成の中で自動車が全体の54.3%、光学機器が約12.6%を占め、電子部品も堅調に推移した。光学機器の増収は主にカメラ本体と交換レンズの生産量の好調が要因で、電子部品では半導体関連とスイッチ類の需要が底堅く推移した。
事業活動のイノベーションとして技術開発センターでの新製品開発を進行中。PFASを使用せず低摩擦性を有する環境配慮型製品の開発や大学との共同研究、ロボット導入など生産性向上にも取り組んでいる。新工場の稼働開始は2027年6月期中を予定しており、株式分割は2026年1月に実施された。
2027年6月期の連結業績予想では売上高が58億2,000万円を見込み、増収を見込む一方、原材料費・労務費・電力費の高騰と新設備の減価償却の開始により営業利益は減少する見通し。採用先別の売上高予想では自動車関連・光学機器・電子部品のいずれも前期比で増加を見込んでいる。