TikTokは企業向けイベントでSeedance 2.5のビジネス活用をアピールし、広告賞の表彰式も実施した。今後は対話型AIや購買連携機能など新機能の提供計画を示した。
動画投稿アプリのTikTokは東京で開催された「TikTok Marketing Summit 2026」にて宮内良輔ゼネラルマネージャーが基調講演に登壇し、親会社 ByteDance が開発した生成AI「Seedance 2.5」をビジネスで活用する方針を説明した。Seedance 2.5を基盤に動画の企画、生成、編集を一貫して支援する取り組みが示された。さらに、AI関連の新機能も発表された。
発表によれば、2027年には対話型AIがユーザーの商品選びをサポートし、AIとのやりとりから購買につなげる連携機能の提供を目指す。TikTok Shopを活用する国内事業者の米国市場への越境展開支援や、ミニドラマ・ゲームの強化といった新戦略も打ち出された。
イベント内ではTikTok Ad Awards 2026 Japanの表彰が行われ、グランプリには日清食品の動画が選ばれた。動画はTikTokクリエイターの協力を得て高いレベルでオマージュされ、商品紹介と動画の面白さを両立させた点が評価を受けた。また Greatest Innovative 部門の受賞作はメルカリの生成AI活用動画で、別のAIのショットが使われていた。
来場者の声として、若干の広告の設計と共感の接続が評価されているとの指摘があった。エントリー数は昨年より倍増しており、SNSのショート動画活用によるPRが加速している状況が示された。