DeNAがマレーシアで生活習慣病の重症化予防プログラムを実証する事業を、経済産業省の補助金事業として採択され、現地医療データにAIを適用して高リスク者を予測し実証を進める計画を明らかにした。
ディー・エヌ・エー(DeNA)はマレーシアにおける予防医療モデルの実証事業が、経済産業省の補助金事業に採択されたと発表した。対象はマレーシアで、成人の約16%が糖尿病とされる現状を踏まえ、医療費抑制と企業の医療給付負担の軽減を目的とする。
実証事業では、DeNAのグループ会社が培ってきたデータヘルスソリューションの知見と技術を活用し、日本で実績のある生活習慣病の重症化予防プログラムを現地へ導入する。現地の医療関連データにAIを適用し、将来のハイリスク者を予測することで、実効性と商用性を検証する。
採択されたのは令和7年度補正グロバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)で、海外企業と共同での事業化調査や実証実験を支援する制度。結果の公表は6月にあったとされる。
DeNAは自治体や健康保険組合向けにデータヘルスソリューションを提供してきた実績があり、今回の取り組みはその延長線上でのマレーシアでの展開となる見通しだ。