カカクコムの買収を巡り、オアシス・マネジメントが3640円を下回るTOBは支持しないと表明した。EQTとLINEヤフー陣営はTOB価格の引き上げを巡る動きを示唆している。全体像は、オアシスの保有比率と今後の価格協議が焦点となる。
カカクコムの大株主であるオアシス・マネジメントは、EQTの株式公開買い付け(TOB)を3640円以下で推進することを「支持しない」と表明した。オアシスはカカクコム株の19.5%を保有しており、EQTのTOBへの賛同撤回またはTOB価格の引き上げを求める意向を示している。
EQTはカカクコムに対し、27日を期限として1株4570円ではなく3570円でのTOBを実施しているとの報じられているが、原文の表現をそのまま要約すると、妥当なTOB価格をめぐる動きが続いていることになる。
LINEヤフーは、米投資ファンドのベインキャピタルと共同で、カカクコム大株主のKDDIの協力が得られた場合は3640円、それ以外の場合は3520円でのTOBを計画している。協力の有無によってTOB価格の選択肢が分かれている。
このような状況を受け、両陣営が今後もTOB価格を引き上げる可能性があるとの見方が出ており、オアシスの対応次第で動きが左右される局面が続く。