アスエネはASUENE AI LABと東京大学田中謙司研究室の共同研究2件を、日本経営工学会秋季大会で発表する。研究はESGニュースと株価動向の関係、非財務指標と企業価値の関係をAIで分析する内容だ。
アスエネは、AIを活用したサステナビリティ情報と企業価値の関係を検証する共同研究2件を、日本経営工学会2026年秋季大会で発表すると発表した。共同研究はASUENE AI LABと東京大学大学院工学系研究科田中謙司研究室の連携によるもので、データ分析の手法と知見を企業の情報開示や施策に活用することを目指す。
第一の研究はESGニュースをAIで分類し、報道前後の短期的株価の動きを検証したもので、ガバナンス関連ニュースが肯定的な場合に株価が上昇する傾向、社会分野の否定的ニュースで株価が下落する傾向を確認したとされる。第二の研究は東証プライム上場約1,540社の公開データを用い、CO2排出量や女性取締役比率などの非財務指標とその後のPBRの関係を分析したとしている。
両研究はいずれもデータ上の関係性を分析したもので、特定のニュースや開示項目が株価変動を直接引き起こすと断定するものではないとの説明がある。発表元はASUENEの分析手法と知見を、今後のコンサルティング支援や情報開示の検討に活かす予定とする。