ユーグレナは2026年8月19日に決算説明会を実施し、ヘルスケア・バイオ燃料・アグリ事業を軸に持続的成長を目指す戦略を説明した。2026年上半期は黒字化を達成し、2030年に向けた成長戦略を示した。
株式会社ユーグレナは2026年8月19日に2026年12月期第2四半期決算説明会を開催し、代表取締役社長の出雲充が約4年半ぶりの登壇で現在地と2030年に向けた成長戦略を説明した。2026年上半期には9事業年度ぶりの黒字化を達成し、黒字を維持して持続的な成長へと転じたことを示した。
ヘルスケア事業では、従来のシニア層に加え子育て世代など新規顧客層へのアプローチが進み、「からだにユーグレナ」シリーズの新規顧客獲得が拡大。定期顧客数は前年同期比で約9倍の1.3万人を突破し、グループ全体でも定期顧客数の拡大と売上成長が報告された。
バイオ燃料事業ではマレーシアの商業プラントを2028年後半の稼働へ向けて計画通り進捗させており、SAF・HVOの供給実績は130件を超え、供給体制の構築を強調した。国内市場は立ち上がり段階だが今後の需要拡大が見込まれるとしている。
アグリ事業はユーグレナ由来原料を活用した肥料事業が堅調で、アグリテック分野はバイオ燃料事業と密接に関係する重要領域として成長が期待される。2030年には売上高1000億円規模、調整後EBITDA160億円を目指すと説明され、今後の成長に向けた取り組みが強調された。