関西電力の原発でトラブルが相次ぎ、高浜1号機では放射能を帯びた冷却水を蒸発させないよう圧力をかける設備の温度が一時上昇した。原因は不明だが運転を停止せずに53時間ほど経過後、通常範囲に戻った。さらに5〜9月の半年足らずで3件の運転停止トラブルが発生し、いずれも定期的な目視点検では異常が確認できていなかった。経年劣化の影響も指摘され、古い原発の運用に改めて課題が浮き彫りとなっている。
関西電力の原子力発電所でトラブルが発生。高浜1号機で放射能を帯びた冷却水を蒸発させないよう圧力をかける設備の温度が上昇したが、運転停止基準には達せず53時間後に通常範囲へ戻った。原因は分かっていない。監視体制を強化する方針を示している。
5月から9月にかけて、計3件の運転停止トラブルが発生。いずれも定期的な目視点検では異常を確認できず、設備の経年劣化が要因として指摘されている部分もある。老朽化した設備の運用を巡る懸念が改めて示された。
関西電力は12月の定期検査まで運転を続ける方針で監視を強化するという。今回の事象は、古い原発の運用継続に伴う課題を浮き彫りにしている。