KOSPIは5,000台を割り込む場面があり、米物価指標の公表、AIインフラ企業の決算、オプション満期という三つの要因が同時に市場へ圧力をかける展開となった。
先週のKOSPIは前週終値5,730.74から671.05ポイント下げて5,059.69で引け、5,000台を割り込む場面もあった。要因として米物価指標の動向とAIデータセンター規制強化の懸念が挙げられ、外国人は純売りを膨らませた一方、個人・機関は買い戻しで市場の需給を吸収した。
今後の焦点は米10月CPIの発表(11月10日)、CoreWeaveの第3四半期決算(11月11日)、KOSPI200月物オプション満期(12日)といった日程に集まる。これらのイベントが金利やAI投資に対する市場判断を直ちに反映する見通しで、物価指標の動向次第で株式市場の方向性が左右される可能性がある。
CoreWeaveは社債利回りとCDSプレミアムの上昇が続く中、資金調達計画やキャッシュフローが市場の関心事となっている。専門家は借入負担の再燃や投資計画の修正がAIバリューチェーンへ追加的な調整圧力を生み得ると指摘している。
オプション満期の需給集中も警戒され、9月10日分の同時満期ではKOSPI200コールの純売り、プットの純買いが観測された。今後は日程の影響とともに、株価の分割買いを含むリスク管理が重視されるとの見方が出ている。
次期イベントとして米CPI・PPIの発表やAI関連企業の動向が市場の注目点となり、半導体株を中心に需給の変化が続く可能性がある。