デンマーク・コペンハーゲンで開催された量子技術の国際会議に合わせ、日本とデンマークの支援機関・企業がビジネス連携を発表した。G-QuATとクオンタム・デンマークが包括協定を締結し、日本企業の欧州展開を後押しする枠組みが整う。
デンマークの量子技術イベント「Q2Bコペンハーゲン2026」期間中、日本とデンマークのビジネスサイドで協力強化を示す発表が相次いだ。クオンタム・デンマーク、在日デンマーK、Invest in Denmarkの三者が森美樹夫駐デンマーク日本大使らを迎え、インキュベーション機能の相互協力を含む協定の話題を提供した。
量子・AI融合のビジネス開発拠点であるG-QuATとクオンタム・デンマークは包括協定を調印。これにより、研究資金アクセスや企業ネットワーク、量子ハードウェアのサプライチェーン支援といった協力枠組みが強化される見通し。
デンマーク進出・協力に関連し、横浜国立大学発のLQUOMがデンマークへ進出し、7月に法人登記と入居を完了したと発表。欧州の量子産業エコシステムを活用して事業展開を進める方針で、Horizon Europeのプロジェクト参加も検討対象として言及された。
また、2026年4月にはOXIDEがクオンタム・デンマークのサプライチェーン・パートナーシップ・プログラム選定企業となったことが公表された。