日銀副総裁の氷見野良三氏は、現在の金融環境は緩和的としつつ、引き続き政策金利を引き上げ金融緩和の度合いを調整する方針を示した。市場は9月の会合での利上げを高い確率とみている。
日銀副総裁の氷見野良三氏がさいたま市での講演で、現在の金融環境は緩和的であると指摘し、今後も政策金利を引き上げるとともに金融緩和の度合いを調整する考えを強調した。物価が想定以上に上昇するリスクをこれまで以上に意識する必要があるとも述べた。
9月17日と18日に行われる次回の金融政策決定会合を市場は注視しており、日銀が同会合で利上げを決定するとの見方が高まっている。
日銀は6月の会合で政策金利を約1.0%程度へ引き上げ、これは31年ぶりの高水準となっている。約3カ月後の9月会合で追加利上げが行われれば、従来よりも速いペースでの利上げとなる見込みだ。