100年企業のキユーピーが全社員を対象にセルフ・キャリアドックを導入。中期計画に基づき自律と挑戦を重視する人材ポリシーへ刷新し、外部人材の採用も拡大している。
キユーピーは創業100年以上の歴史を背景に、人事戦略の新たな転換を図っている。2024年にはキャリア研修と外部のキャリアコンサルティング面談を組み合わせたセルフ・キャリアドックを全社員対象に導入した。これにより社員の学習意欲が高まり、研修時間が前年比で1.6倍に増加した。
中期経営計画(2025-2028年度)を踏まえ、同グループは従来の“会社が与えるキャリア”から脱却し、個人の自己実現と企業理念のすり合わせを重視する新たな人材ポリシーを打ち出した。自律と挑戦を強く求め、指示を待つのではなく自らキャリアを切り開ける人材を組織成長の核とする。
人材像の具体化として、理念の浸透だけでなく個人の価値観と企業理念の重なりを重視する取り組みが進む。国内外での人材の多様化に対応するため、ジョブ・ディスクリプション(期待役割書)の導入やキャリア自律支援の充実を進める。
採用面では新卒採用と同等のキャリア採用を継続的に行い、DXや財務などの専門領域の責任者クラスを外部から招くなど、組織のダイバーシティを高めている。