イムラは2027年1月期中間期(2026年2月-7月)決算を公表。売上113.45億円、営業利益6.87億円で前年同期比大幅減となり、新工場の償却費増が利益を圧迫した一方、包材拡大と子会社の黒字転換が進んだ。
イムラは2027年1月期中間期の連結決算を公表した。売上高は前年同期比3.2%減の113.45億円、営業利益は同43.4%減の6.87億円、経常利益は同43.0%減の7.16億円となり、官公庁需要の落ち込みと奈良新庄工場第2工場の稼働による償却費の増加が利益を押し下げた。
パッケージソリューション事業は売上79.05億円、営業利益5.88億円となり、いずれも前年を下回った。郵便料金改定以降、封筒の取扱数量が減少する一方、株式用封筒の需要は増加の兆しを見せ、包材の販売網拡大にも取り組んでいる。新工場の償却負担は時間とともに軽減する見通しだ。
メーリング&デジタルソリューション事業は売上21.54億円、営業利益0.59億円と大きく落ち込んだ。一方、その他の事業は売上12.85億円で前年同期比35.1%増、営業利益は0.31億円となり黒字転換を果たした。ベトナムの海外子会社の管理体制強化と販路拡大、国内子会社の販路拡大が寄与した。
通期見通しは売上高225.00億円、営業利益7.00億円と期初計画を据え置いた。EBITDAは中間期13.14億円で前年同期比21.0%減だが、通期では20.89億円へ回復見込み。財務面では短期借入金を減らし長期借入金を増やす構成で、利益の積み上げに応じて返済を進める方針としている。株主還元は年間配当30円を継続し、自己株式取得を上限10万株・1億円で実施する。
総括として、新工場の償却負担があるものの、包材拡大と子会社の黒字化が進み、下期の収益改善に期待が示された。