九州を地盤に大型ディスカウント店を展開するトライアルホールディングスの前期売上は拡大し、営業利益は前期比28%増の390億円となる見通し。新基準TOPIX構成銘柄入りで市場の注目度も高まっている。
トライアルホールディングスは九州を地盤に大型ディスカウント店を展開しており、西友の買収に伴い前期に売上高の拡大を達成した。決算の見通しとして、27年6月期の営業利益が前期比28%増の390億円と過去最高利益を大幅に更新する見込みと伝えられている。
同社は独自のリテールテックを活用して運営効率を高め、ロープライス戦略で顧客ニーズを捉えている。市場関係者はこの体質が成長基盤となると評価している。
市場の動きとして、新基準のTOPIX構成銘柄にも選定されたことが挙げられ、注目度が一段と高まっている。株価面では13週移動平均線との上方乖離が解消されつつあり、買い場の可能性が指摘されている。
短期的には9月9日の戻り高値水準である約4300円近辺を意識する展開が想定され、年末までの中期スタンスとしては昨年の上場来高値4840円の奪回も視野に入るとの見方がある。