中部地方ではサイバー対策の専門人材が首都圏の約1割にとどまるとしており、地元で育った人材を地域で活躍させる仕組みづくりを進める。愛知県内で、専門家の指導を受けた学生が中小企業の対策を診断する実証事業を実施した。
サイバー攻撃の被害が相次ぎ、中小企業にも対策が求められている。取引先は事業の停止リスクを重視しており、対策の強化が急務となっている。
中部地方のセキュリティ専門人材は首都圏に比べて不足しており、首都圏の1割程度にとどまる現状が指摘された。地元で育成した人材を地域で活躍させる仕組みを作る取り組みが進められている。
中部経済産業局は中部電力や専門学校と協力し、専門家の指導を受けた学生が中小企業の対策を診断する実証事業を、4〜7月に愛知県内で実施した。
この取り組みは、地域での人材育成と中小企業のサイバー対策の現場適用を目指すもので、今後の展開や続報が注目される。