エヌビディアが2026年2-4月期決算を公表。売上高は前年同期比で大幅増の816億ドル、EPSは1.87ドルで市場予想を上回ったが、時間外取引で株価は上下し終値は前日比で小幅安となった。
米国時間20日引け後に発表されたエヌビディアの2026年2-4月期決算は、売上高816億ドル(前年同期比+85.2%)、調整後EPS1.87ドル(市場予想1.75ドル)となり、売上高は市場予想を上回り、EPSも予想を上回った。粗利益率は75.0%で市場予想と一致した。期初見通しは売上高780億ドル±2%のレンジだったが、実績はレンジ内の中間値に収まった。
2026年5-7月期の見通しでは、売上高を910億ドル±2%、粗利率を75.0±0.5%とし、市場予想を上回る水準を示した。中国のデータセンター向け売上は見通しに含めていないとし、CEOのジェンスン・フアン氏はAIファクトリーの拡張が加速していると語った。
株価は決算を受けて時間外取引で上下し、引け後の終値は223.47ドルで始まり、NY時間17:19時点で222.01ドルと前日比-0.65%で推移した。5月14日に上場来高値236.54ドルを付けた後、米中首脳会談や中国向けのH200販売再開期待で一時上昇したが、その後の動きは限定的だった。
今後は中国市場のH200販売再開動向と、6月2日発表のWSTSの2026年春季見通し、6月3日のブロードコム決算動向に注目が集まる見込み。データセンター向け需要の動向やAI半導体市場の全体像が焦点となる。