前場の日経平均が続伸しNVIDIAの好決算を背景に買いが広がった。米NVIDIAの決算発表を受け、AI・半導体関連株の買いが進み日経平均は600円超上昇した。
27日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸して始まった。前日から約600円上昇し、6万6900円台まで水準を切り上げる場面があった。米NVIDIAの決算発表を受け時間外取引で株価が上昇し、投資家心理が改善したことが要因として挙げられる。東京市場ではAI・半導体関連株に買いが先行し、日経平均を押し上げた。
エヌビディアが発表した2026年5〜7月期の決算は売上高が前年同期比2.1倍の962億ドル、純利益は2.3倍の596億ドルでいずれも四半期として過去最高を更新した。決算説明会では2028年1月期通期の売上高を約70%増と見込む発言があり、市場予想を超える増収率となって時間外で株価の上昇が続いた。東京市場では東エレクやイビデンといったAI・半導体関連株にも好感的な買いが入った。
キオクシアが大きく上昇して日経平均を押し上げる要因となった。27日付の日本経済新聞朝刊が岩手県に新製造棟を建設すると報じ、投資額は1兆円を超える見通しとされている。将来の業績拡大につながるとの見方から買いが入った。
TOPIX(東証株価指数)は続伸。ソフトバンクグループ、TDK、フジクラが上昇する一方、リクルートと住友鉱は下落した。市場全体の動きを支えたのはNVIDIAの好決算と関連株の動きであり、日経平均の上昇を補完する形になった。