イルグルムが2026年10月1日付でアタラ株式会社を吸収合併して事業統合を完了させ、同日付でアタラの石永孝士氏が執行役員に就任した。これによりデータ・プロダクトと現場知見の統合を通じてマーケティングAI事業の加速を目指す。
イルグルムはアタラ株式会社を完全子会社化のうえ吸収合併を完了し、事業統合を本格的に開始した。合わせて、アタラ代表取締役だった石永孝士氏がイルグルムの執行役員に就任したことが併せて公表された。
統合の背景として、イルグルムが長年培ってきた広告効果測定プラットフォーム「アドエビス」と、アタラが提供してきたインハウス化支援の現場知見を組み合わせ、AIを前提とした次世代のインハウス化支援を推進する狙いが説明されている。データ・プロダクトと現場知見の統合により、意思決定と運用の高度化を実現する体制を整えることがねらいとされる。
新体制の下では、コンサルティングノウハウをシステムとAIモデルへ統合し、プロダクト開発へ還元する一体型の提供体制を構築する。加えて「AIを活用したマーケティング業務プロセスの再設計」を支援するソリューションの拡充を掲げ、マーケティングAI事業の成長を推進する方針が示されている。
新任執行役員のプロフィールによれば石永孝士氏は国内外のマーケティング部門の統括・事業開発を経験し、2026年にアタラの代表取締役社長に就任後、イルグルムで執行役員として事業統合後の役割を担うことになる。