さくらインターネットは、2027年3月期第2四半期決算で売上高と営業利益がともに過去最高を更新し、通期予想を上方修正した。創業30周年を記念した配当の実施も決定した。GPU関連の成長が主要因として挙げられる。
2027年3月期第2四半期の決算説明会において、さくらインターネットは売上高・営業利益ともに第2四半期として過去最高を記録したと報告した。GPUビジネスの継続的な成長を背景に、クラウドインフラストラクチャーサービスが順調に2桁成長を遂げ、通期の業績予想も上方修正された。
同社は創業30周年を迎えるにあたり、記念配当の実施を決定した。報告ではGPUの早期償却を3年で行う方針や、Rubin計画の投資、契約形態の見直しなど、財務安定とキャッシュ・フローの確保を重視していることが強調された。
決算発表の中ではGPUインフラの成長が中心テーマとなり、GPUの稼働率向上と新規投資の組み合わせで中長期の収益性を支える方針が示された。一方で不正アクセス事案の発生も報告され、セキュリティ投資の継続が課題として挙げられた。
市場環境の背景として、クラウド分野でのパートナー拡大 aims により80社超のパートナー体制を整備し、国産クラウドの利活用拡大にも取り組む姿勢が示された。会社としては人材投資と物理基盤投資を同時に進め、成長を加速させる構えだ。