麺メーカーの菊水は新経営体制の下、生産体制の再構築と商品力強化を進める。6月に社長に就任した池田賢治氏は、冷凍調理麺を成長分野として供給能力の整備を急ぐとともに、80周年・100周年を見据えた事業基盤強化を目指す。
菊水ホールディングスは新経営体制の下で生産体制の再構築と商品力の強化を進めている。6月に就任した池田賢治社長は、国内外の工場運営経験を踏まえ、労働力不足やコスト上昇、季節変動へ対応するため、生産効率の向上を経営課題として位置づけた。
冷凍調理麺を成長分野とみなし、供給能力の確保を急ぐとともに、従来の札幌訴求にとどまらない商品群の伸長を狙う。主力の簡便性高い玉ラーメン群は市場で伸長し、夏物の影響を受けつつも全体を支える見込みだという。
販売面では従来の麺売場に加え、デリカや精肉、鍋物セットなど新たな売場・利用機会を開拓して市場の裾野を広げる方針。チルド麺と合わせ、販売チャネルの多様化を図る。
生産体制の強化として、拠点再編を急ぎ、新工場建設や既存ラインの増設、協力工場・委託生産の活用を検討。物流効率と固定費のバランスを踏まえ、内製と外部活用の最適化を進める。