SMFLはエンタープライズ向けのVibe Codingを導入し、Replitの技術を使って顧客ごとのカスタマイズを従来の6名・6か月の作業から1名・1週間へ短縮した。資産管理クラウド assetforce との連携を担う橋渡しプラットフォームを構築し、認証・権限の検証とデ deterministic 測定による品質確認、最終判断は人員が行われる体制を整えた。
Sumitomo Mitsui Finance and Leasing(SMFL)はReplitの技術を活用した「Enterprise Vibe Coding」を発表し、顧客ごとに assetforce にカスタマイズ機能を組み込んだ。これにより従来6名・約6か月かかっていた開発を、1名・1週で完了させたほか、認証と権限の検証、決定的なテストによる品質確保、最終審査は人のエンジニアが行う体制を取る。
assetforceは資産管理クラウドとして2021年に外部開発を開始し、200社以上と有償契約を結ぶまでに成長。SMFLは自社の「Customer Zero」思想の下、社内で顧客向けシステムを最適化して提供してきた。資産運用系のクラウドを拡張する中で、パーソナライズ性と保守性の両立を目指している。
開発の技術的要点として、ADPという結合プラットフォームを介して assetforce と Replit をつなぎ、データと操作の範囲を許可された部分だけに渡す設計を採用。複数人による開発で生じる設計情報の重複を抑えるため、作業単位ごとに文脈を分割して処理する方法を取る。生成系AIの結果再現性を高めるため、独立した品質管理エージェントがコードを検証し、最終判断は従来の開発ルールに基づいて人が行う。
今回の取組みは、Replitの日本オフィス開設や東アジアでの展開を見据えた戦略と連動。11月27日には「The Impact of Enterprise Vibe Coding」という書籍の公刊予定もあり、関連収益の10倍増を5年間の目標としている。SMFLは今後、Replitのライセンス提供や顧客紹介、企業向け研修の拡充を進める見込みで、エンタープライズ領域のAI活用推進の一例として注目されている。