TOAは海外市場向け処方開発を強化するため海外研究開発部を設置し、国際展示会で新開発のチーク Water Reserve Cream BlushをIT AWARDSのファイナリストに選出されるなど、グローバル戦略を加速させる方針を示した。
化粧品 OEM/ODM大手のTOAは海外市場向けに特化した処方開発を推進するため、研究開発本部内に海外研究開発部を設置した。今回の取り組みは世界的トレンドのスキニフィケーションを念頭に、アクアブレイク処方を応用した新感覚のクリーム状チークの開発を軸に進められている。
新開発品Water Reserve Cream Blushは、9月に米ニューヨークで開かれたMakeUp in New York 2026のイノベーションアワード IT AWARDSのファイナリスト10品目の1つに選出された。これを足掛かかりに海外市場での認知拡大と海外企業との取引拡大を図る方針だ。
採用したアクアブレイク処方は塗布時の圧力でカプセルが崩れ美容液成分が肌へ広がる独自技術で、ヒアルロン酸を高配合した美容液成分をメイクと同時に肌へ届けるメイクアップクリームの開発を実現した。北海道の森林資源を活用する協働でフッキソウとエゾノリュウキンカのサステナブル原料も配合している。
今後は容器メーカーとの協業によるオリジナル金型開発などブランド提案力を高め、海外市場での一層の展開を目指すとともに、展示会で開発者が来場者へ直接説明し生の声を聴く機会を活用して製品改良を促進する方針を示した。