秋田県横手市の県立近代美術館で、原安三郎氏が収集した浮世絵コレクションの特別展が開かれている。前期と後期に分かれ、約220点が展示される。
化学メーカー日本化薬の会長として知られた原安三郎氏が収集した浮世絵コレクションを紹介する特別展「原安三郎コレクション 北斎×広重」が秋田県横手市の県立近代美術館で開催されている。前期は11月8日まで、後期は同10日から12月6日までで、約220点が展示される。
本展では葛飾北斎の風景画「富嶽三十六景」や歌川広重の「東海道五拾三次之内」および「冨士三十六景」といったシリーズ作品を中心に、北斎と広重の作風の違いを一堂で楽しむことができる。初公開の肉筆画や原氏の命により作られた絵巻も紹介される。
東北での開催は今回が初めてとなり、前期・後期で展示内容の大半を入れ替える予定で、来館者には両期の鑑賞を呼びかけている。入場料は一般1200円、高校・大学生800円、中学生以下は無料。開館時間は午前9時半から午後5時まで。
美術館の学芸主事は、江戸の豊かな世界をたっぷり楽しんでほしいと語っている。問い合わせ先は美術館の電話番号で、観覧を検討している読者は事前情報を確認してから訪問するとよい。