古野電気が発表した8月中間期の連結決算は、売上高と営業利益が計画を大きく上回り、純利益は前年同期比微減で着地した。船舶向け販売が計画を上回ったことが主因とみられる。
古野電気はこの日、8月中間期の連結業績を公表した。売上高は従来予想の760億円から799億円へ上振れ、前年同期比で16.4%の増収となった。営業利益は100億円から128億円へ拡大(同37.6%増)し、純利益は80億円から99億円へ減少幅を縮めた。
為替レートは概ね想定通り推移し、船舶市場の手持ち工事量の高水準を背景に造船関連の受注・販売が想定を上回って推移した。これにより舶用事業の売上が増加し、全体の売上高の押し上げ要因となった。
売上総利益率の改善も寄与したとされ、これまでの価格適正化の取り組みが効果を発揮したと説明された。船舶建造の前倒しや市場動向が、期初計画を超える利益寄与につながった可能性がある。
決算は取引終了後の開示で、同社は今後の動向については今後の続報で注目される見通しとみられる。