プーチン大統領のモスクワ会議で、アフリカの金鉱山開発・生産援助が議題に上り、中国とロシアが現地の金生産拡大を支援する方向性が示された。アフリカの金生産量は年々増加しており、1000トンを超える規模となっている。
ロシアと中国は、アフリカ諸国との会議の中で金鉱山開発と生産援助を長期的な協力項目として位置づけた。ロシアは中央アフリカ地域を中心に金の獲得を国家戦略の一部として推進しており、ワグネルを通じた金の移動事例が報じられている。
一方でアフリカ全体の金生産は年900〜1000トン規模へと拡大傾向で、南部アフリカ以外の中部アフリカ諸国が主力となっている。中国とロシアはこうした生産拡大を支援することで自国の金保有を強化する狙いがあるとの指摘がある。
金価格の動向として、直近の市場環境では依然として不安定感が続き、金の現物在庫不足やドル動向などが影響しているとの観測がある。開発援助を通じた資源獲得競争は、長期的な金市場の供給構造にも影響を及ぼす可能性が指摘されている。