相場は短期混乱が続く中、センチメントが不確定なままで推移している。中期にはテーマの不足が市場を揺らし、トランプ大統領の中間選挙を前に展開が定まらないとの見方だ。
短期の相場は混乱状態が続き、センチメントは強気か弱気かはっきりせず、トレーダー自身も方向を読めずに動いている。日経平均は6万5000円台から6万8000円のレンジを作り、戻り高値7万円台を試す場面もあるが、急落と急反発を繰り返し、1日あたりの値動きは大きく振れる。15日の時点では前日比で大幅安となり、相場は崩れているとの見方も出ている。
中期の相場はセンチメントで決まると説明され、1センチメント=1つの流れの単位とされる。日経平均が期中に再び上昇・下落する場面はあるものの、中期の波はテーマ次第で決まり、現在はAI関連や半導体などのテーマが弱く、中期の新しいテーマが欠如している状態だ。決算の中身よりも捉え方が市場の動きを左右するとされる。
いじり屋と呼ばれる短期の相場操作集団は、センチメントが弱い時には特に強く、相場を上下に振る力を持つ。10月7日に反転した背景には中国の国慶節休みの影響があり、日本市場は米国市場の動きとニュースの解釈次第で振り回される。撤退時期は価格水準よりもタイミングが重要とされ、個人投資家は慎重な戦略が求められる。