FCEは中国銀行とビジネスマッチング契約を締結し、瀬戸内地域の企業を対象にAI活用を推進する枠組みを整えた。中国銀行が取引先企業を紹介し、FCEは研修やコンサル、AIプラットフォームの提供を行う。
FCEはちゅうぎんフィナンシャルグループの100%子会社である中国銀行とビジネスマッチング契約を締結した。これにより、瀬戸内経済圏を中心とした地域企業のAI活用推進を支援する枠組みが形成される。中国銀行が取引先企業を紹介し、FCEはAI組織活用研修・コンサルティングやAIプラットフォーム「AI OMNI AGENT」を提供する。研修から実務への組み込み、定着までを一貫して支援する。
背景には、地域間で広がるAI活用の格差がある。ラグザスの調査(2026年5月)では、都市部でAIを複数部署で活用する企業が約24%に上る一方、地方は約6%にとどまると指摘されている。FCEはこれを踏まえ、地方企業のAI活用を後押しする施策を強化する方針だ。
同社はこれまで「7つの習慣(R)」研修や人材育成プラットフォーム「Smart Boarding」などを用い、組織開発・人材育成の実績を積んできた。2026年5月には「AI組織活用研修・コンサルティング」の提供を開始しており、今後は全国の地方銀行グループとのパートナーシップを拡大することで、地域企業のAI活用と地域経済の持続的発展を支援していく。