Nvidiaの100万円超えAI専用PC DGX Sparkが、日本のミニPC市場で一般製品を抑えて販売人気1位となった。企業や開発者を中心に自分の机でAIを動かしたいという需要が高まっている。
NvidiaのAI専用コンピューター「DGX Spark」が日本のミニPC市場において、23日時点のミニPC・スティック型PC人気販売ランキングで1位を獲得した。価格は107万8,000円と高額で、これに近い価格帯の機種と比べ約10倍の水準となっている。DGX Sparkは128GBの大容量統合メモリーを搭載し、最大で2,000億個のパラメーターを持つAIモデルの直接実行を想定している。
同時に、Nvidiaと同じGB10チップを搭載するLenovoのAIコンピューターも約93万円台で4位に入り、100万円前後のAI開発用機器が上位を占めた。日本の ITメディアASCIIはDGX Sparkの順位上昇を報じ、ローカルAI特需が起きているとの分析を伝えた。
日本企業の導入例として不動産テック企業のトグルホールディングスがエンジニアにDGX Sparkを支給、東京でDGX Sparkユーザーが持ち寄ってAIゲームを開発するイベントも開催された。これらはクラウド依存から自前のAIインフラ整備へと動く流れを示すとみられる。
本格的な市場動向として、日本でのローカルAI需要の拡大が強調され、AIをクラウドだけでなく自前で運用する動きが台頭している。DGX Sparkの人気はこの動きの象徴的な事例として捉えられている。