12日前場寄り付きで日経平均は小幅続伸で始まったが、原油先物の上昇が重荷となり場中に下げに転じる場面も見られた。半導体関連株の動きが個別に買われる一方で、市場全体の押し上げ効果は限られている。
12日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は小幅続伸で始まった。11日の米株式市場でAI・半導体関連株の一角が上昇したことから東京市場でも半導体関連銘柄に買いが先行したが、原油先物価格が上昇していることが重荷となり、場中には日経平均が下げに転じる場面もあった。下げ幅は一時200円を超えた。
11日の米株式市場ではSOXが0.87%高で反発して終えた。日本市場ではキオクシア、イビデン、信越化学といった半導体関連の銘柄が買われる一方で、相場全体への押し上げ効果は限定的だった。ダウは下落して終えたが、WTIは原油在庫や輸送の影響を受けて高止まりしているとの見方が出ている。
東証株価指数(TOPIX)は続伸して始まっており、日経平均以外の銘柄動向としては、ファストリやフジクラ、東エレクが下げ、リクルートや味の素が上昇している。原油価格の動向と米株の動向が今後の短期的な市場基調を左右する可能性がある。