SKハイニックスがニューヨーク州マーシーにNAND工場2棟へ約450億ドルを投資する計画を進めている一方、中国・大連工場の拡張に必要な米国製半導体製造装置の輸出ライセンスが未承認で、不透明感が増している。
SKハイニックスは米国での巨額NAND工場建設計画を公表しており、ソリダイム名義でニューヨーク州マーシーにNAND工場2棟を建設するため約450億ドルを投資する見込みだ。長期的には総額で最大1000億ドルに達する可能性があると伝えられているが、具体的なスケジュールや資金調達手段には不確実性がある。大連工場の拡張計画が承認されることが、この米国投資計画の前提とされている。
一方で米商務省は中国・大連工場の拡張に必要な米国製半導体製造装置の輸出ライセンスをまだ承認しておらず、追加装置の導入を巡る方針に難色を示している。これにより、工場のスペースは確保されているものの新装置の適時導入が遅れ、収益成長や生産技術の向上に影響が出る可能性がある。