東陽テクニカがIQM社製の超伝導型量子コンピューター「IQM Radiance20」を産業技術総合研究所の「G-QuAT」研究センターに設置することを決定し、稼働開始は2027年初頭を予定している。
東陽テクニカはIQM Quantum Computersから購入したIQM Radiance20を、産総研の量子AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター「G-QuAT」に設置することを決めた。これにより民間企業が自社資産として導入した量子コンピューターを国内の研究拠点へ提供する初のケースとなる。
設置は2026年8月6日付で産総研と賃貸借契約を結び、IQM Radiance20の納入は2026年末を目処に行われ、2027年初頭から稼働を開始する予定。国内の企業・団体を対象に共同研究やユースケース創出を促進する狙いがある。
G-QuATは量子技術とAI・高性能計算の融合を推進する産総研の研究拠点であり、日本国内の量子技術の社会実装を加速させるエコシステム形成の核を目指している。東陽テクニカは今後も国内外のパートナーと連携し、量子ソリューションの普及を進める。