リコーはLC Transformationを軸に循環経済へ転換する考え方を提示し、回収・再生を超えて価値を増やすEvolving Circularityの実現を目指す。
リコーグループは資源を循環させる取り組みを強化し、従来の返却ループを見直してLC Transformationを推進することで、環境保全と事業成長を両立する循環経済の新しい枠組みを打ち出した。これにより、製品設計から製造・回収・再生までの全体を見直し、循環を継続的に高い価値へと転換することを目指す。
LC Transformationのビジョンは、循環性をただ維持するだけでなく、循環のたびに価値を高めるEvolving Circularityの実現にある。従来のリマニュファクチャリングはコスト優位性を提供してきたが、性能や最新機能の不安を解消しつつ、長期的な再利用を前提とした設計へと設計段階から転換する。
Circular Newと名付けられた三つの柱のもと、長期循環性を前提に設計・生産・データ統合を連携させ、地域市場に近い生産モデルを構築し、ライフサイクルデータを活用して循環ループの効率を最大化する。これにより、資源の新規投入を抑えつつ価値を創出する体制を整える。
内部と外部のパートナーと協働して全社横断の変革を進め、現場の声を重視した対話を通じて組織の枠組みを再設計する。将来的には新旧の境界をなくし、循環製品が選ばれる社会の実現を目指す。