第22回アジア太平洋小売業者大会で三越伊勢丹HDの細谷社長CEOが顧客第一主義の進化と個客業への変革を語り、関係性の強化を通じ購買行動の変容を示唆した。PPIHの吉田取締役は小売業を心理学に例える教えを述べた。
三越伊勢丹ホールディングスの細谷敏幸社長CEOが講演し、顧客第一主義の進化と同社の“個客業”への転換をテーマとした。百貨店の従来型ビジネスは長ぶん変わらず、館にマス客を集める発想に留まっているとの認識を示した。
講演ではデパートメントストア宣言を起点とする約120年前の古いモデルを引きずってきた現状を指摘し、データに基づく行動変容が求められるとされた。これにより関係性を深めた顧客の購買額が上昇する可能性があるとの見方が示唆された。
PPIHの吉田取締役は小売業を「心理学」と結び付ける教えを挙げ、顧客心理の理解と購買行動の読み解きが重要だと語った。
本イベントはデータ活用と顧客理解を軸に、小売業の変革を促す趣旨の内容だった。記事は有料会員向けの要約となっている。